Winklevoss、年率0.25%のZcash ETFをNasdaqに申請
新たなS-1は、ZECを直接保有し年率0.25%のスポンサー報酬を課すZcash ETFを、WINKのティッカーでNasdaqに上場する計画を示した。
Winklevoss Asset Servicesは、承認されればZECを直接保有し、年率0.25%の報酬でNasdaqにWINKとして上場するZcash ETFのS-1を提出した。
Winklevoss Asset Servicesは10月6日、Zcash(ZEC)を直接保有する上場商品についてForm S-1を提出した。予備目論見書によると、株式はNasdaqでWINKのティッカーにより取引され、トラストのZEC保有額に対して年率0.25%のスポンサー報酬を課す予定だ。
この申請は単一暗号資産商品の対象拡大を示すが、承認やローンチの発表ではない。登録届出書はまだ発効しておらず、手続きが完了するまで株式を販売できない。関連動向はOrangeX.comニュースハブで確認できる。
提案ETFが保有するもの
トラストの目的は、運営費用とその他の負債を差し引いたZEC価格へのエクスポージャーを提供することだ。デリバティブではなくZECを直接保有し、予備申請では未確定の価格ベンチマークを使って各営業日に純資産価値を算出する。
運用はパッシブ型となる。目論見書では、レバレッジを使わず、資産の貸し出しや担保提供を行わず、ZEC価格の追跡を超える収益を目指さないとしている。設定と償還は、認定参加者が大口バスケット単位で行う。
報酬、ティッカー、購入意向
年間スポンサー報酬は0.25%とされる。申請書はまた、Winklevoss Capital Fundが関連会社を通じて最大1億ドルの株式購入に関心を示したと記載する。ただし、この意向は拘束力がなく、確約資本や現在の運用資産と解釈すべきではない。
WINKはNasdaq上場向けの予定ティッカーで、発行通知や取引開始前の手続きが必要だ。現物型暗号資産商品とトークンの直接保有の違いはOrangeX.com Academyで学べる。
取引開始までに必要なこと
S-1は予備登録届出書であり、ベンチマーク提供者、バスケット規模、複数のサービス提供者などが空欄になっている。発効前の修正で運用条件が変わる可能性がある。
提出は規制当局がZECや投資を推奨したことを意味しない。目論見書は株式を投機的と位置づけ、投資全額を失う可能性を警告している。トラストは1940年投資会社法に基づく登録ファンドでもない。ローンチには上場手続きと最終開示の完了も必要だ。
プライバシー機能固有のリスク
Zcashは透明取引とシールド取引に対応する。申請書はプライバシー技術を主要機能と説明する一方、透明なブロックチェーンとは異なる法務、コンプライアンス、流動性、サービス提供者のリスクも指摘する。
投資家が得るのは証券口座を通じた価格エクスポージャーであり、コインの管理権やプライバシー機能の直接利用ではない。保管とアカウント安全に関する情報はOrangeX.comトラストセンターで確認できる。
OrangeX.com Analysis
今回の申請は、発行体がより限定的な暗号資産エクスポージャーへの需要を試していることを示す。0.25%の報酬と最大1億ドルの購入意向は競争力ある立ち上げに寄与し得るが、承認、流動性、需要を保証しない。
確認済みの事実は、10月6日のS-1提出、WINKの予定ティッカー、ZECの直接保有、0.25%の報酬だ。承認時期、最終ベンチマーク、初期資産、取引開始日は未確定である。
関連レポート
Pando Solana ETF、香港で銘柄コード2831として上場
Pando Solana ETFは10月13日に香港で取引を開始し、レバレッジなしの上場ファンドを通じてSOLへの直接エクスポージャーを提供する。
IEX、暗号資産ETFオプション規則とIBITの100万枚上限を設定
SECが公表したIEXの届出は、暗号資産信託オプションの上場基準と、IBITオプションのポジション・権利行使上限100万枚を定めた。
イーサリアム・ステーキングETF、スポンサー手数料全額免除を2027年10月まで延長
21shares Ethereum Staking ETFはスポンサー手数料の100%免除を2027年10月8日まで継続し、2026年10月1日時点の純ステーキング報酬率は2.65%だった。
